筍の調理をしているとえぐみを抜こう抜こうと どうしても茹ですぎてしまう時がよくある。 このごろになってこのえぐみも旨さなんだなぁと 分かる様になってきた。 老化してきた証拠かもしれない。でもこのえぐみを 旨さと捉えると茹…
松風も改良中2
先日、水島弘史さんというフレンチのシェフの本を読んで その技法を今回の松風の仕込に取り入れました。 肉汁を閉じこめる為、すりこ木を使って肉をこねます。 こねると言ってもすりこ木をまわすのではなく、すりこ木で肉を突きます。…
灰汁も味のうち
料理の世界で「灰汁も味のうち」という言葉があります。 灰汁を取りすぎちゃうと薄ペラな味になります。 適度がいいんです。 以前テレビ番組でコーヒーの雑味を取り除いて、美味しい成分だけで 科学的に作ったコーヒーを飲んだところ…
今の流山を料理で表す。
今、この春の流山を料理で表したいの考えてます。 流山で春獲れる野菜で、地元を表現するって素敵ではないですか。 今日はその一つ、フキです。このフキで作る料理は山葵漬け。 だいたい山葵漬けといえば、カズノコ、イカといった魚類…
春の山菜の天ぷらです。
そろそろ千寿ネギにかわって、春の山菜の天ぷらが登場してきます。 行者にんにく、こしあぶら、フキノトウ、といった所が人気です。 行者にんにくの天ぷらは流山でもおそらくウチだけでしょう。 プロのアマの差が結構でますよ、行者に…
野菜の味を引き出すには?
春野菜が徐々に市場に出始めてきています。代表格が菜花とフキノトウです。 今回は菜花について少し話をしていきます。 菜花でまず調理すると言えばお浸しですよね。最近もっと菜花の持ち味を引き出せないか 考えているのですが、今一…