先日、水島弘史さんというフレンチのシェフの本を読んで
その技法を今回の松風の仕込に取り入れました。
肉汁を閉じこめる為、すりこ木を使って肉をこねます。
こねると言ってもすりこ木をまわすのではなく、すりこ木で肉を突きます。
すると徐々に肉と調味料が混ざってきて、最終的にすりこ木に肉が
まとわり着く様になってくると混ぜるのは完成です。
このやり方、手で混ぜるより肉の結着がいいです。
おそらく焼いて熟成期間を置いた後、試食すれば味が
違うと思います。
実際、焼き上がりの際に出る肉汁が少ないので
かなり肉汁が中に留まっている様です。
試食の感想はまた後ほどここで話します。