今日は定休日。
国立国会図書館へ行って来ました。
色々読みたい本があって、しかも絶版になっているモノがあって
古本屋で探すのも時間がもったいない、となると図書館が一番です。
学生時代からこの図書館が結構通っていたのでなじみが深いのです。
今回じっくり読みたかった本がピアニスト中村紘子さんが書いた
「ピアニストという蛮族がいる」という本です。
有名なピアニストについてどんな人物であったか、そしてその演奏会に
どんな人たちが聴きに来ていたか、ほんと詳しく書いたあるので一つの物語として
読んでしまいました。
この本はもう古本屋街で探します。
気に入った本は必ず購入します。
若い時分は本屋で良いと思ったら内容を精査せず
購入していまい、後で後悔する事が多々ありました。
その経験から興味のある本は図書館で内容を精査して
買うようにしてます。
料理の本は吉兆創業者湯木貞一さんが書いた本を主に購入します。
日本料理のカリスマで、そば屋の私が読んでも本当に参考になります。
この湯木さんのライバルであった辻留の先代辻嘉一さんの本も読みます。
面白いですよ。椀物の真薯に対する考え方が180度違うのです。
どっちが正しいか私には見当もつきませんが、バッチバチに当時
張り合っていたのが両者の本から分かります。
こんようなに休みの日はもっぱら本の探索ですね。
購入した本を良さげな喫茶店を見つけて読むのも私の好みです。
見当をつけて入った喫茶店が新鮮なコーヒーを淹れてると
分かるとまたこれもうれしい発見になります。