スパイスを絞る

今スパイシーカレーそばに使用しているスパイスは
クミン・シナモン・クローブ・ローリエ・コリアンダー・黒こしょう
グリーンカルダモン・しょうが・ニンニク・ガランマサラ・カレー粉
の計11種類です。

このうちクローブは現在使っているモノがなくなれば使いません。
ローリエは使いきりましたので、次回からはベイリーフといって
シナモンの葉を使います。

カレーに使用するスパイスをできる限り少なくして
そのスパイスが持っている香りと味を最大限に活かしたいと
考えてます。

これは何もカレーだけではなく、出汁をとる際に節も
絞っています。

辛汁は鰹の本枯節ただ1種類のみ、甘汁はサバ節と
鰹の荒節の2種類です。

甘汁は以前は3種類の厚削りの節を使用していたのですが
現在はサバ節だけで充分なコクをとれるし、香りは最後に投入する
鰹の薄削りで充分だと思って今に至ります。

長年やってきてある一つの考えに至りました。

「素材一つ一つの香り・味を十分に出し切っているのだろうか?」

もしかして沢山の材料を使いすぎて中途半端な香り・味しか出ていないのでは
ないかと、ふと頭に思い浮かんだのです。

そこからまず素材一つ一つの持ち味を十分に引き出す様に心がけると
自然と使う材料の数が減り、量も減ってきました。

ですからカレーでも今使用しているスパイスで果たして十分に
そのスパイスを活かし切れているのか考えてみると
クローブはいらないかなと。

一旦クローブは使わない事にします。

カレーで重要なスパイスは3種類
クミン・シナモン・コリアンダーだそうです。

この3種類のスパイスにチリペッパーを加えれば
カレーの完成です。

ですからメインスパイス3種類に他のどのスパイスを加えるかで
オリジナルのカレーになる訳です。

今ウチのカレーが売れてきているので更にスパイスを吟味して
個性的なカレーそばを作り出していく所存です。