昨日予約のお客さんが勘定の際に言ってくれました。
「齢をとったからかなぁ。今日の料理旨かったよ。
年齢が若いとどうしても量の方にいっちゃうから
足りなく感じるかもしれない。」
「それに今日の料理、値段あれでいいの?
足りなくない?」
ウチの料理、年齢が40代から上の方に好評です。
2~30代の方ですと、足りないかもしれません。
若い方ですと、〆のそばを御代わりする方もたまにいます。
またコース料理の値段ですが、5500円です。
自分としては値段以上の価値があると思っています。
前菜が5~7種の盛り合わせを出すのですが、
一人一人に出す料理なのです。
お客さんによっては、一皿を何人かで食べると考える方もいます。
ですから、なかなか料理に手を出してくれません。
一言、「一人一人に出すので召し上がって下さい。」と言います。
季節感をできるだけ表し、地元の食材・調味料を使用して
今のこの地域も前菜で表してます。
ほとんどのお客さんが驚くのが蒲鉾です。
野田の蒲鉾屋から取り寄せてます。
その事を告げると、「野田に蒲鉾屋があるの?」
そうなんです。知らないんですよね。
私も含め地元を歩かないんですよね。
地元の食材、調味料を知らないと
遠来のお客さんをもてなす事は出来ません。
ここでしか食べられない、手に入らない物で
お客さんを呼ぶようにしなくてはいけないです。