上記の写真は夏野菜のつまみ三品です。きゅうりの胡麻酢漬け・枝豆の甘辛煮・トマトのお浸し胡麻クリームかけ。
こんなつまみで昼から酒を呑んでくれるお客さんを私は歓迎したいです。「おまかせ」が分からないお客さんもいるので
つまみの一部を掲載して、メニューに挟んでも端によけて見向きもしないお客さんがほとんど。寂しい。そば屋だからそばを食べに来て
後は別にどうでもいいといった感じに私は受け止めてしまう。そば屋の暖簾はかけているが本質は飲み屋。酒が主役でそばは脇役。
これがそば屋の真の姿。居酒屋にはない「下りもの」としての洗練された酒とつまみを楽しんでもらいたい。柏まではどうにかこの
飲み屋としてのそば屋の文化は来ているのだが、一本私鉄沿線に入ると、その文化はまだ届いていない。
柏までは「そば屋通」はいるが、そこからの私鉄沿線には「そば屋通」はいない。その代わり「そば通」はいる。この二つの違いはまた次の機会に
説明します。