十代から老舗のそば屋に通い、来店しているお客さんの八割程が酒を呑んでいる。飲めないながらもその雰囲気がとても心地よく思えた。いつか店を継いだら自分もこんな店をやりたいという憧れを持つようになる。そして二十代になって「一番町吉田」という最先端のそば屋と出会う。ここのご主人が従来のそば屋の弱点を正確に捉えていて、つまみの充実を図っていた。老舗のシンプルなつまみからより飲み客が喜ぶつまみを提供しているそば屋であった。この名店を手本に地元で呑む事を重点においたそば屋をやりたいという強い想いから今の様な店をやっている。そば屋で呑むって良いもんだとお客さんに何とかして伝えたいと常に思っている。
