今よく考えている事が、初めて来店したお客様がせいろ一枚注文したとします。
そのせいろ一枚で江戸そば屋を感じさせたいと考えています。実際お客様にお声かけしている事
あります。
[そば湯を飲む際、七味を入れて飲んで下さい。美味しいですよ。」と。
これ本当に美味しいんです。当店が汁に使用している出汁の味もはっきりとわかるし、
七味も薬研堀の物、ネギも千寿ねぎ、兎に角江戸のそば屋ってこんなに贅沢だったんですよ
分かってもらいたいんです。
この考えにいたったのは、「平松」という一部上場企業のフランス料理屋の社長が
「ウチの料理を食べてフランスを感じさせたい」という言葉に感銘を受けて
それではそば屋であればどうだろうと考えたのが切欠です。