小説は浅見光彦

 よく読む小説は内田康夫の浅見光彦シリーズ。唯俺の場合はテレビから小説へ移行した。40年ほど前、火曜サスペンス劇場で水谷豊主演で浅見光彦シリーズが始まり見だした。母親役を乙羽信子、浅見陽一郎訳を高橋悦史で放映していた。この印象が強く小説を読んでいてもこの役者達をイメージしてしまう。最初の話が平家伝説殺人事件でヒロインは有森也実である。この話から定期的に放映されるようになった。水谷豊の浅見光彦シリーズが一番面白かった。事実、最高視聴率もたたき出している。27パーセントである。この視聴率を抜いた他の役者が演じた浅見光彦シリーズはない。俺の意見としてはこの浅見光彦を演じた時の水谷豊が、今の杉下右京に通じていると思う。水谷豊が演じた他の役、主に刑事役だが、それは熱血漢というイメージが強い。今の相棒で寺脇康文が演じる亀山薫の様な感じだ。このテレビでの浅見光彦シリーズを見て小説を読みだした。浅見光彦の小説は全て読んでいる。内田康夫が売れ出したのもこの水谷豊の浅見光彦シリーズが切欠だと思う。