神保町三省堂裏に佇む芋焼酎専門の居酒屋「兵六」。この店で俺は芋焼酎が飲めるようになった。戦後間もなくから営業している店で雰囲気が神楽坂「伊勢藤」とまた違って良い。入口を入るとコの字型のカウンターがあって4人座りのテーブルが2つ。もちろんカウンターに座って芋焼酎を頼む。つまみは炒豆腐という豆富と白菜、ネギ、豚肉を塩味で炒めたモノそしてつけ揚げを注文する。つけ揚げは薩摩揚げのこと。芋焼酎は1合を飲んで帰る。調子に乗って2合飲んで完全に酔っぱらって階段から転げ落ちて頭を縫った経験があるので1合で止めている。この店も先代までは女性出入り禁止の店であった。やはり飲み屋としての佇まいがとてもよく独り呑みに適している。
