私でウチも三代目です。
祖父がこの地で始めて61年です。
流山でも最も古いそば屋の一つです。
味も祖父の代から父の代、そして私の代でかなり
美味しくなっていると自負してます。
祖父の代は化学調味料を結構使っていたようです。
また祖父はタバコを吸ってましたので舌も鈍感になっています。
父の代になると化学調味料を使用する頻度もかなり落ちてきました。
味もそれに比例して良くなってきています。
父はタバコを吸いませんでしたので、味覚は確かです。
私の代で科学調味料は一切使わなくなりました。
無論タバコも吸いません。
私が心懸けているのは、祖父よりも美味しく、父よりも
美味しくしようとする事だけです。
元々甘さに対するとらえ方は祖父も父も私も同じです。
できる限り砂糖・味醂は控える
甘さを加えるのは素材の味を壊す事だという認識です。
代を受け継ぐという事は更に味を良くして店を残す事
です。
同じ味でいいわけではありません。
進化し続ける事がお客さんにとっては
あの店は変わらず美味しいねと言われる事になるです。