今だに根性論?

大船渡の佐々木投手の登板回避を巡って
プロ野球のOBが異議を申している様です。

何か今だに根性論?といいたいです。

登板回避は正解です。
科学的データから10代から球数制限をしてきた選手はメジャーに行っても
手術をしないですむ確率がかなりたかい。

将来を見据えた場合今回の監督の判断は間違っていないです。

だいたい練習に対して理論的な説明を求めてきたのは
私達の年代からです。

当時近鉄に野茂がいて、長距離のランニングを課せられました。
その際、何故長距離を走らなければいけないのか教えて欲しいと
鈴木監督に説明を求めました。

それに対する答えは、俺たちはそうやって来たから
お前も黙ってやれです。

これじゃ納得できません。
鈴木監督もきちんとした理論を持って
走らせていたわけではないです。

そもそも当時の日本のプロ野球で科学的なデータを基に
コーチできる方って皆無だったのではないでしょうか。

プロ・アマ問わず、日本のスポーツがダメな理由が
大学で運動生理学を学んで指導者になる方がいなかった事が
原因です。

ほとんどの方が推薦推薦で勉強もせず、大学に行ってしまったので
基礎学力がないのが本当のところです。

日本のスポーツを強くする為には、コーチを指導しなくては
いけないのが第一です。

メジャーではこんな事はないです。

例え名選手でも下からきちんとコーチ論を学び
実績を積んでメジャーのコーチになります。

日本のプロ野球は名選手はすぐ監督・コーチで
教える現在の状況では選手をつぶす可能性が高いです。