昨日改めてお客さんは厳しい!と思い知らされました。
予約のお客さんが会計の際、「今日の料理旨かったよ。
前回の料理はだれてたのかな。」
「実は今回、見送ろうかと話してたんだ。」
いつも帰りる際は「美味しかった。」と言って帰られるので
そのまんま受け取ってました。
定期的に予約も入れてくれるので、そう思ってたのです。
でも違ってたんですねぇ。
本音では不満があったんですね。
だれる事はなく、毎回考えて料理を作り出していたのですが
気づかない内に慢心があったんですね。
今回はたまたま新作のそばライスコロッケが納得のいく出来であったので
前菜に加えました。
また、落ち鮎のかえし煮も試行錯誤の結果、お客さんが褒められるようになり
これも久しぶりに出す事ができました。
どちらもお客さんのお眼鏡にかなったので、ウチが再評価されたのです。
定期的に予約を入れてくれるお客さんは、来店の度ごとに期待値が
上がっていくんですね。
手を抜いている訳ではないです。
でも更に良い物を出すように心がけないとお客さんには
見抜かれてしまいます。
常に緊張感をもって商売をしなくてはいけないという事が
今回のお客さんの声から改めて身に染みました。