苦手だった芋焼酎

苦手だった芋焼酎

芋焼酎どうですか?

私飲めませんでした。

あの匂いがダメでしたねぇ。

何とかして飲もうと氷を入れてロックで飲んでみたりしました。

あの独特の匂いを抑える事でのめるかなぁ~と単純な考えです。

冷やしてもあの匂いをします。

飲めません。

そんな時、馴染のバーのご主人が神保町の「兵六」を教えてくれました。

戦後間もなくから営業している芋焼酎専門の居酒屋です。

ここは強烈です。

芋焼酎をお燗して、お湯で割って飲ますのです。

ただ、徳利に芋焼酎、アルミの急須にお湯、ぐい呑みで飲むというスタイル
です。

このスタイルがなぜか旨そうにみえて、形から飲むようになりました。

もちろんあの匂いは強烈ですよ。

でも飲み進めていくうちに気にならなくなってきて、何回か通ううちに
飲める様になってしまいました。

私の場合は形から入って克服した感じです。

但し今でも徳利一本、一合までです。

これ二合飲むと私は腰が抜けます。

芋焼酎を旨いと今は思えて飲みますが、元来酒に弱いものですから
酒量はわきまえてます。