春の天ぷら「シラウオ」、この新しい形です。
良くやられているのがのりで巻いてあげる形です。
今回俺がやった天ぷらはシソの葉で包んで揚げます。
この形で揚げるとシソの葉の香りが口に広がり爽やかな
感じになります。新鮮なシラウオを使っているので生臭い
という事はないですが、万が一という事もあります。
その万が一にも備えてシソの葉で包んだのです。

よくシラウオとシロウオがどちらがどちらか分からないという
方がいます。シラウオはスーパーの売り場に出ているのが成魚です。
ではシロウオは？ハゼの子供です。スーパーでは生きた状態で売られて
います。どちらの魚も生食ができますが、お勧めはできません。
寄生虫がいるからです。熱を通して食べましょう。シロウオはサンショウ煮きに
します。酒・味醂・濃口醤油・サンショウの実で調理します。
シラウオは天ぷらの他、蒸して酢の物や卵でとしたり、卵豆腐の上に３尾程
載せて吸い加減の出汁をかけた椀物などがあります。
どちらの魚も春を感じる魚です。楽しんで頂けてよろしいかと思います。