当店の芋焼酎のそば湯わりが呑み助の間で評判がいい。確かにそば湯の仄かな甘味が旨くているのであろう。温めた芋焼酎を一合、徳利に入れ、湯桶にそば湯を入れ、ぐい吞みに半分づつ入れながら呑むやり方がウチの飲み方。この飲み方神保町にある兵六という戦後間もなくからやっている芋焼酎専門の居酒屋のやり方。俺が芋焼酎をこのやり方で呑めるようになったのでウチでも取り入れている。この飲み方で芋焼酎の美味しさが分かると飲み過ぎる。俺が経験済み。飲み過ぎて秋葉原のつくばエクスプレスの地下へ行く階段から転げ落ちて頭を縫う羽目になった。旨いと思った時点で酒を止めておくのが良い。それを越えて飲むと酔うだけ。ろくな事にならない。酒は美味しく飲み過ぎないのが一番。