よく当店をこだわっている店だと評する方がいますが、それは違います。 いたって普通の手打ちそば屋をやっているだけです。手打ちそばという手間のかかるやり方をしている為 そう思われる方もいるのでしょう。なぜ手打ちをやっているか…
聴いてみて下さい
今よく聴いているピアニストがいます。松田華音という若き女性ピアニストと反田恭平という若き男性ピアニスト です。どちらもロシアでピアノを学んでいますので、きっちりロシア流のピアノ奏法を身に着けています。 ペダルの扱い方とピ…
そば屋は和菓子屋
あまり知られてない事ですが、江戸そば屋は和菓子屋からの転業が多いんです。 江戸そばは上方からの下り物として1650年に芝増上寺の裏手、当時は西久保町と言いましたが そこに「大阪屋砂場」の暖簾が掛かったのが始まりです。上方…
御常連はありがたい

本日夜は御常連の予約で貸切でした。やはり御常連=リピーターは店を助けてくれます。 感謝感謝です。お客様を紹介して頂けるし、その紹介して頂いたお客様がまたリピーターとなり 店を助けてくれます。よく店に来店するお客様の九割を…
そばがき
お客様の中に結構そばがきを御存知ない方がいらっしゃいます。そば屋でもそばがきを出している所が 少ないというよりは皆無です。そんな中当店ではお客様にそばがきを作ってもらおうと考えてます。 自分で作るという事が楽しいし、食べ…
そば屋で飲むのは敷居が高いと言われて
今日久しぶりに銀座ロックフィッシュに行ってきました。ご主人の間口さんと話しているうちにそば屋で 飲む話になり、「そば屋で飲むのは敷居が高いです。作法を知らないから」とおっしゃられて結構ショックを 受けました。銀座でもきち…
鋭さを追い求める

包丁で切る時鋭さを求めます。私の場合はそばを切る時は特に鋭角に切ろうと集中します。 そばを口に入れた時、切り口が鋭角であればその角が口の粘膜に当たり美味しさになります。機械打ちや 冷麺の製造機ではこの角が生まれません。ま…
魯山人の汁を模索中

7年程辛汁を模索中です。私共の師匠一茶庵の師匠北大路魯山人の汁を再現しようとやっています。 魯山人の汁は兎に角醤油の味が強かった事で有名で万人向けではありませんでした。砂糖・味醂を使わず 日本酒で甘味をとり、これに醤油を…
ウチに来てコレを食べないで帰るんですか?

当店に来て勿論看板商品の天せいろを注文するお客様が多いんですが、もう一つ 看板商品があるんです。それが胡麻豆腐です。丁寧にみがき胡麻をすって、本葛と酒・水・塩 と合わせて火にかけて練って作るんですが、焼いてもよし、揚げて…
繰り返します。そばは早く食べましょう。
来店なさるお客様の中に出したそばをすぐに召し上がらない方が何人かいらっしゃいます。 スマホを見たり、本を読んだり話に夢中になりそばに手をつけないんです。丁度美味しいタイミングで出しているので 気が気ではないです。以前にも…