先日鴨の醤油煮の工程を一つ増やして
美味しくなった事はお伝えしました。
今日は更にちょっとした事ですが、以前と違う
工程になったので加筆修正してお伝えします。
まず低温で25分程お湯の中で温めます。
鴨の筋繊維がほぐれた状態にします。
まあ「いい湯だなぁ」状態です。
その後鴨の脂身に包丁でさいの目に切れ込みを入れます。
以前は金串で刺してました。
今回は温めてあるので刺した場合血が流れ出てくる可能性が
あり、切れ込みを入れる事にしたのです。
この鴨肉を焼きます。弱火です。
ローズマリーも入れて肉の臭みを封じ込めます。
そうそう鴨の脂身は赤身肉より大きめに成形します。
これは赤身に直接熱源を当てない為です。
この成形のやり方も今回から始めました。
焼き進めていくうちに鴨の脂身は縮んで赤身の部分と
変わらない大きさになります。
仕上げに沸騰したタレに鴨肉を投入。
1分間程煮立たせて火を止め一晩おきます。
こうするとじっくりと肉の中にまで火が通って
きれいなロゼ色になります。
これが現在の所のウチの鴨肉の調理の工程の最上のやり方です。