こここ何週間かＹｏｕｔｕｂｅで伯山ＴＶを見てます。２年位前から
神田伯山を見てます。講談って興味なかったのですが、彼の
講談の迫力に思わず見入ってしまったのが切欠で追い続けてます。
彼は立川談志にあこがれて、その談志が褒めた講談って何だと
興味を持ち入門したという経緯です。

彼の持ちネタは１３０席、まあ真打クラスです。講談のネタって
４５００席もあって全ては人間の脳に入りません。ちなみに落語は
５００席のネタです。彼はネタをノートにとり朝から晩まで稽古につぐ
稽古でネタを体にしみこませたという質・量ともに一流です。
この稽古は憧れの立川談志その物です。彼も落語の稽古は
質・量とも落語家の中では随一でした。

今年、神田松之丞から神田派の一番トップ神田伯山を襲名し
真打になったのです。彼の稽古ってどこの世界でも通じるように
私は思えてなりません。何か特別な事をやるのではなく当たり前の
事をコツコツと積み重ねていくってのが大切だと彼の講談を聴いてると
思えてくるのです。