以前知り合いから司馬遼太郎の「坂の上の雲」を勧め
られた事があります。その勧めに従って読んでみて
一つの事が印象に頭に残ってます。主人公が東大に入学
します。東大に入るのは頭が良いから入れるのではない。
勉強を続ける忍耐力の問題だと言っていたのです。
これは文庫本の1巻目に掲載されてます。忍耐力を継続して
持ち続ける、それこそが目的達成の何よりのポイントだと
いっているのです。

黒澤明は天才ではない。尋常ならざる努力を続けられたから
あそこまで成功したのだと誰かが言ってました。彼の作品
「七人の侍」も吉川英治著「宮本武蔵」の話から結構ヒントを
もらっている事がわかります。他の本からも結構なヒントを
もらっているのでしょう。その読書量たるや相当なものだと
考えれます。

松本清張の読書量も相当なもので一つの書庫ができる程
です。また北野たけしの漫才のネタを考える時間とネタの
稽古量も群を抜いていた。成功の鍵は努力をし続ける
忍耐力をいかに養うかにかかっているのかと今日の休日は
ボーっとそんな事を考えてました。