富山化学

今日Yahooニュースで政府が富山化学が開発した「アビガン錠」を
使用するようだと流れてました。Facebookで先日俺もアビガン錠に
ついて書いたのですが、この薬、細胞分裂を阻害する薬です。
新型インフルエンザのパンデミックを抑える為に開発された薬です。
この薬のすごいところは汎用性があるところです。エイズ、おたふく風邪
C型肝炎にも一定の効果があるのではないかとみられています。
実際2014年に厚労省から認可がおりて、早速アフリカで流行していた
エボラ出血熱に一定の効果が認めらています。

この薬は新型コロナウイルスにも効果があると俺は考えてます。
いざ効果があると分かれば、富山化学は1000万人分の薬を作れる
工場をすでに完成させています。薬が不足する事態はまずありません。
但し副作用があり妊婦には使えません。先ほども書いた通り細胞分裂を
阻害する薬ですから胎児が奇形になるからです。この副作用の為、
厚生労働大臣の許可がなければ製造できないのです。
富山化学は未上場です。富士フィルムの子会社です。
株をやっている方は富士フィルムはねらい目です。

このアビガン錠を初めて知ったのは2007年、テレ朝の「サタスマ」です。
この薬について詳しく説明されていて興味を持ちました。
ちなみにこの当時の富士フィルムの株価がこの薬のおかげで倍になっています。
この当時は新型インフルエンザがいつ出てもおかしくないとマスコミで盛んに騒がれて
いた為にアビガン錠が非常に注目されていたのです。