録音ってオレが想像しているよりかなり古い時代の
モノがある。こういう状況だからＹｏｕｔｕｂｅを聴く機会が
かなりあるので検索してみると驚く。

ドイツ３Ｂの最後、ブラームスのピアノ演奏が残っている
って知ってた？かなり雑音が入っているが残っている。
演奏がどうのというレベルの状態ではないが、残っているという
事実がすごい。

２０世紀前半のピアニストの演奏を聴いてみるとやはり音がいい。
響きが良い。日本人は特にこの響き、言い換えいると音に色を付ける
事ができない。コルトーでもルービンシュタインでもホロヴィッツでも
この音に色を付けるのが非常に優れている。こういうのってずっと聴いて
ないと分からないんじゃないかな。俺もずっとホロヴィッツを聴いていて
あれってなった。自分では絶対に出せない音を出している。聴くという
行動ができてきた証かもしれない。

この聴くという行動ができてくるとヴィルトオーソのピアニストの演奏は
楽しくなってくる。古い音源を残しておいてくれてありがとうと今言いたい。