鴨の醤油煮を更に旨くする為に
一つ工程を増やしました。
それは牛肉のタタキを作るやり方と同じにするよう
55℃のぬるま湯に25分つける作業を加えました。
以前のやり方でもお客さんの反応は良かったのですが
更に旨くしてお客さんに喜んでもらおうと考えての事です。
果たして旨いか?
明日の試食で分かります。
ぬるま湯につけるのは、肉の繊維をほぐす為です。
牛肉はぬるま湯につける事で確かに柔らかくなりました。
牛肉は赤身です。
同じく鴨肉も赤身ですので、同様に柔らかくなるのではないかと
思ったもので。
ず~っとこのやり方を加えてもいいなぁと思ってはいたのですが、
面倒だなぁという思いも確かにありました。
昨日のNHK「プロフェッショナル」をみて、俄然やる気がわいて
今日取り組んだのです。
女性で名門ホテルの総料理長についた彼女の努力をみると
ナニクソと思っちゃうんですねぇ~。
つらい時でも前へ進む彼女の姿勢が何かこう強く残ったんです
私の胸に。